チーズはどこへ消えた?という本をご存知ですか?
この本は2000年に発行されてから400万部を突破している超ベストセラー本となっています.
「1時間で読めて10年間役に立つ」
このキャッチフレーズの通り、この本は90ページですぐ読めて,とても役に立ちます.
この本は,変化を受け入れて,自分を変えようと勇気付けてくれる自己啓発本になっています.
著者は,「1分間マネージャー」や「1分間意思決定」などの本を書いているスペンサー・ジョンソンです.
新生活で不安を感じている方や自分を変えるのが怖いと思っている方におすすめの本です.
本の内容,あらすじ紹介

この本には物語が描かれています.
スニッフとスカリーという二匹のネズミと,ヘムとホーという二人の小人が登場します.
それぞれの性格は異なり,
スニッフが素早く変化を感じ取り,スカリーはすぐに行動に移す.
ヘムは変化に対して逆らい,ホーはうまく変化に対応しようとすることもある.
そんな二匹と二人の物語です.
彼らはいつも迷路で食料であるチーズを探し回っていました.
そしてある日,彼らはチーズステーションCにたどり着きました.
それから彼らは毎日チーズステーションCに足を運びました.
そこには誰かが毎日補充しているようで,そこにチーズがあることが当然になっていました.

ここから彼らの性格による行動の違いが生じ始めました.
スニッフとスカリーは迷路の探索を続けながらそこのチーズを食べ,ヘムとホーは何も行動せずその場でチーズを食べるだけの生活になりました.
そしてヘムとホーはこのような格言を残しました.
チーズを手に入れれば幸せになれる
出典 チーズはどこへ消えた? p24
ヘムとホーは安心しきって,何かが変化していることに気づきませんでした.
そんなある日,突然チーズステーションCのチーズがなくなってしまいました.
一方でスニッフとスカリーは慎重だったため,チーズが日に日に減っていたことに気づいていたのでチーズがなくなったことに驚かず,いつものように迷路にチーズを探しに行きました.
しかし,ヘムとホーはその事態を受け入れられず泣き喚き,いつかチーズが戻っていることを信じて行動はしませんでした.

ヘムとホーがいくらその場に留まってもチーズは現れません.
ある日,ホーがヘムに新しいチーズを探しに行くことを提案しましたが,ヘムは否定して変化しようとしませんでした.
そんな中,探索を続けているスニッフとスカリーは大量のチーズがあるチーズステーションNにたどり着きました.

ある日,ホーはヘムを置いてチーズを探しに行くことを決意しました.
探索している間,今まで行動しなかったことに後悔をしながら様々な格言を残します.
変わらなければ破滅することになる
出典 チーズはどこへ消えた? p40
早い時期に小さな変化に気づけばやがて訪れる大きな変化に適応できる
出典 チーズはどこへ消えた? p40
ヘムは相変わらずに行動せず,変わらないようでした.
ある日探索を続けていたホーは,スニッフとスカリーがいるチーズステーションNにたどり着きました.
彼らは喜び合い,幸せそうにチーズを食べました.
ホーは以前とは変わり,予期せぬ事態が起こっても驚かないように.チーズステーションNにたどり着いたあとも探索を続けました.
そしてヘムが自分から変わり,チーズを探し始めることを願いました.
このように物語は終わります.
本から得られたこと
この本を読んで得られたことを簡単に言うと周りの変化に適応し,自分自身を変化させるです.
あなたの性格は登場人物の誰に似ていますか?

僕は,変化は怖いけどなんとか努力する点で自分自身はホーに似ているのかなと思いました.
ホーは物語を通して変わることへの恐怖を乗り越えて前に進みました.
そこから僕は物事の変化に対して適応しようと勇気づけられました.
新型ウイルスによる外出自粛では暇な時間が多い上に,アルバイトがなくなり収入がなくなりました.
そんな状況から自分を変えようと違う方法で収入を得る方法がないかと模索した結果,
ブログを書き始めるという変化にたどり着きました.

ブログはすぐに収入が生まれるものじゃないですけどね笑
また,ずっと英語が苦手だったのですが変化しなくてはと思い,先日DMM英会話を始めました.
拙い英語を話すという恐怖を乗り越えて今は必死に変わろうと努力をしています.
この外出自粛期間にスニッフとスカリーのように変化せずに,自分の家でゴロゴロしている間に,僕自身はこの本を読んで変化しようと思えました.
英会話に関しての記事も書いているので時間がありましたらご覧ください.
さいごに
以上が「チーズはどこへ消えた?」という自己啓発本のご紹介です.
簡単にではありますが物語の内容が掴めたと思います.
このご時世だからこそ変わるために行動を起こすべきだと私は思います.
そんなに高い本ではないので,気になる方は是非読んでみてください.
この記事では伝えきれなかったこともたくさんあります.
この本はあなたにもきっと役に立つと思います.
さいごまでお読みいただきありがとうございました.
関連記事として以下の記事もチェックしてみてください.