RICOH GR IIIx を買ったとき、最初に悩んだのが「どのケースに入れるか」でした。
GR IIIx はポケットに入るコンパクトさが魅力ですが、APS-Cセンサーを搭載した高性能機。バッグの中でキズをつけたくないし、かといってゴツいケースに入れると携帯性が台無しになる。ソフトポーチだと衝撃が不安で、硬いケースは重くてかさばる……。
そこで行き着いたのが、Lowepro(ロープロ)の Hardside CS20(LP37164-PWW) です。
結論から言うと、GR IIIxとのサイズ相性は抜群。本体がケースにすっぽり収まり、中でガタつくこともなく、ハードシェルがしっかり衝撃を受け止めてくれます。「これ、GR IIIxのために作られたんじゃないか」と思うくらいぴったりなケースでした。
本記事では、GR IIIxユーザー目線でCS20のサイズ感・フィット感を中心にレビューします。
RICOH GR IIIx とのサイズ比較

まずは数字で確認しておきましょう。
RICOH GR IIIx の外形寸法
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 幅 | 109.4mm |
| 高さ | 61.9mm |
| 奥行き | 35.2mm(突起部除く) |
| 重量 | 約262g(バッテリー・SDカード含む) |
Lowepro Hardside CS20 の内寸
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 幅(W) | 70mm |
| 奥行き(D) | 30mm |
| 高さ(H) | 115mm |
フィット感について
数字だけ見ると「幅109.4mm → 内寸115mm(余裕6mm)」「高さ61.9mm → 内寸70mm(余裕8mm)」と、縦横はGR IIIxがスッキリ収まるサイズ感です。
奥行きは公称値で若干タイトですが、内側のコルゲートフォームが適度にフィットし、実際に入れてみるとガタつきなくしっかり固定される感覚があります。GR IIIxの本体は握り部分に若干の凹凸があるため、フォームがその形に合わせてホールドしてくれる印象です。
Lowepro Hardside CS20 のスペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 型番 | LP37164-PWW |
| 外寸 | 9.3 × 6.0 × 14.5 cm |
| 内寸 | 7.0 × 3.0 × 11.5 cm |
| 重量 | 約 90g |
| 容量 | 0.2L |
| 素材 | 硬質複合シェル(FormShell) |
| 参考価格 | 約 2,500〜4,000円台(国内) |
| レビュー評価 | 4.5 / 5.0(Amazon.com・431件) |
注目すべきは 重量わずか90g という点。500mlペットボトルの約5分の1以下の重さで、ハードシェルの保護性能が手に入ります。外寸9.3×6×14.5cmは手のひらに収まるサイズで、バックパックのサイドポケットにもスッと入ります。
外装・内装のつくり
硬質FormShellシェルで強力保護

外装には Lowepro 独自の「FormShell」と呼ばれる硬質複合ポリマー素材が採用されています。バッグの中に放り込んでも、外からの衝撃や圧力をしっかり受け止めてくれます。
GR IIIxのようなAPS-Cセンサー機は、精密なレンズ機構と光学系を搭載しているため、衝撃や圧力から守ることが特に大切。ソフトポーチとの違いは、実際に使ってみると明らかです。
内側はコルゲートフォームでやさしく包む

内側はふわっとしたコルゲートフォームで覆われており、精密機器をキズや内部衝撃から守ります。内部にはストレッチポケットも搭載されており、予備バッテリーやメモリーカードをカメラ本体と分けて収納することができます。
ダブルジッパーでパカっと大きく開く

開口部はダブルジッパーのクラムシェル構造。左右のジッパーを引くと本体が大きく二つに開き、GR IIIxをすぐに取り出せます。「ジッパーが片側だけで出し入れしにくい」という安いポーチにありがちな不満が解消されています。
実際に使ってみたフィット感

GR IIIxを縦向きに入れると、幅・高さ方向にほどよい余白があり、きつすぎず緩すぎない収まり方です。フォームのおかげでカメラが固定されるため、バッグの中で中身がずれたり揺れたりする心配がありません。
ダブルジッパーを大きく開いた状態でGR IIIxを出し入れするのも、毎日使う中でストレスを感じたことはありません。ただし、奥行きはタイトなので、液晶保護フィルムの厚さによっては少し窮屈に感じる場合もあるかもしれません(公式保護フィルムを使用しているなら問題なし)。
Amazon.com のレビューでも「Ricoh GR IIIにぴったりフィットする」「カメラがしっかり収まり中でずれない」という声が多く見られます。
競合製品との比較|どれを選べばいいの?
| 商品名 | 価格目安 | 素材 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Lowepro Hardside CS20(本製品) | 約2,500〜4,000円 | ハード複合シェル | GR IIIxにぴったりサイズ・軽量90g |
| Lowepro Hardside CS40(上位モデル) | 約3,500〜5,000円 | ハード複合シェル | 容量0.4L、アクセサリーも一緒に収納したい人向け |
| Lowepro Hardside CS60(上位モデル) | 約4,500〜6,000円 | ハード複合シェル | 容量1.3L、一眼レフ対応 |
| エレコム ゼロショック カメラポーチ | 約2,000〜3,000円 | EVAハード | 国内ブランド、衝撃吸収重視 |
| Lowepro Tahoe CS20(ソフト版) | 約2,000〜3,000円 | ソフトナイロン | 軽量・柔軟性あり、CS20のソフトシェル版 |
GR IIIx単体を持ち歩く目的なら CS20が最もサイズが合っています。予備バッテリーやケーブル類もまとめて収納したい場合はCS40を検討するとよいでしょう。
気になる点・デメリット
奥行きはタイト
前述のとおり、奥行き方向は余裕が少ないです。GR IIIxはぴったり入りますが、ケースを購入する際は必ず公式スペックで収納対象の寸法を確認してください。GR IIIxより厚みのあるカメラ(ミラーレス一眼など)は入りません。
容量は 0.2L と非常に小さい
「1台のカメラ+予備バッテリー・メモリーカード少々」を収納するケースです。レンズや大きめのアクセサリーをまとめたい場合は CS40・CS60 が適しています。
ストラップの調整幅に注意
付属のショルダーストラップは長さ調整が限定的なモデルもあります。基本的にはバッグの中やベルトへの装着がメインの使い方になります。
こんな人におすすめ/向いていない人
CS20 が向いている人
- RICOH GR IIIx・GR IIIユーザー:サイズ相性がよく、コンデジをしっかり守れる最適な選択肢
- 荷物をなるべく軽くしたいが、保護は妥協したくない人:90gのハードシェルはコスパ抜群
- 日常的にカメラをバッグに放り込んで持ち歩く人:ハードシェルがあれば他の荷物からカメラを守れる
- 出張・外出時に安心してカメラを持ち運びたい人
向いていない人
- ミラーレス一眼や大きめのカメラを入れたい人:内寸が小さすぎて非対応
- カメラと一緒にレンズや大量のアクセサリーを収納したい人:CS40・CS60 を検討
- ソフトポーチのような柔軟性が必要な人:ハードシェルのため形状が固定
まとめ
Lowepro Hardside CS20(LP37164-PWW)は、RICOH GR IIIxをはじめとするコンパクトデジカメユーザーに強くおすすめできるハードシェルポーチです。
Amazon.com での評価は 4.5/5.0(431件) と高水準。「GR IIIxにぴったり」という口コミ通り、サイズ感と保護性能のバランスが絶妙です。
この記事のポイントをまとめると:
- GR IIIxが縦横方向にちょうどよく収まるサイズ感(内寸70×30×115mm)
- 硬質FormShellで外からの衝撃をしっかりシャットアウト
- 重量わずか90gで、ハードシェルの安心感がコンパクトに手に入る
- ダブルジッパーのクラムシェル構造で取り出しやすい
- 奥行きはタイトなため、購入前に内寸(7.0×3.0×11.5cm)の確認は必須
- 価格は 2,500〜4,000円台とコスパよし
GR IIIxのために、一度は検討してみる価値のあるケースです。
