XIT-AIR120CW を1年使った正直レビュー|外出先視聴・お風呂テレビ・アプリの使い心地まで本音で語る

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「スマホでテレビを見たい」と思ったことはありませんか?

リビングのテレビは家族が使っている、寝室にテレビは置きたくない、でも移動中や外出先でもテレビを見たい——そんな悩みを抱えていた私が、約1年前に購入したのがピクセラのXIT-AIR120CW(Xit AirBox)です。

私はテレワーク中心のITエンジニアで、ガジェット好き・節約好きという性格から、「買うなら徹底的に使い倒す」というスタンスで製品を評価しています。この記事では、1年間の実際の使用体験をもとに、外出先での視聴体験・お風呂テレビとしての活用・アプリの使い心地という3つの柱で、本音のレビューをお届けします。

購入前に「アプリの評判が悪い」「電波環境に左右される」といった口コミを見て不安になっている方に向けて、実際のところどうなのかを正直に書いていきます。

目次

XIT-AIR120CW スペック

本題に入る前に、製品の基本情報を簡単に確認しておきます。

項目仕様
製品名Xit AirBox(XIT-AIR120CW)
メーカー株式会社ピクセラ
対応放送地上デジタル・BS・110度CSデジタル(ダブルチューナー)
対応OSWindows / Mac / iOS / iPadOS / Android / Android TV
クラウド録画対応(別途クラウドストレージ契約が必要)
接続方式有線LAN(本体)→ 家庭内Wi-Fi経由でスマホ等に配信
外出先視聴Wi-Fi / 4G LTE / 5G 環境で対応
外形寸法約35×115×123mm(幅×奥行き×高さ)
重量約190g
参考価格約16,500〜18,800円(2026年4月時点)

シンプルにまとめると、「自宅のアンテナ線とルーターに本体を接続するだけで、スマホ・タブレット・PCがテレビになる」機器です。ダブルチューナー搭載なので、2番組の同時視聴・録画にも対応しています。

スペックの詳細や MLB 視聴との組み合わせについては、別記事で詳しく解説しています。

この記事では「日常的なテレビライフをいかに快適にするか」という視点に絞って話を進めていきます。


外出先・移動中の視聴体験

これが一番の「買ってよかった」ポイント

1年使い続けて、最も恩恵を感じているのが外出先でスマホでテレビを見られることです。

通勤電車の中、カフェでの休憩中、ちょっとした待ち時間——こうした隙間時間に、スマホで地上波やBS放送をそのまま視聴できます。YouTubeやNetflixとの大きな違いは、「今放送中の番組がリアルタイムで見られる」という点です。

私の場合、テレワークが多いためオフィスに出社する日は少ないのですが、出社日の通勤電車の中でニュース番組を流しながら移動するのが習慣になりました。スマホを操作しながら「ながら視聴」ができるのも便利です。

実際の通信量と画質

外出先での視聴では、4G/5G回線を使うことになるため通信量には注意が必要です。

  • 標準画質(360p相当): 1時間あたり約0.5〜1GB程度
  • 高画質(720p相当): 1時間あたり約2〜3GB程度

私は外出先では画質を「標準」に設定して使うことが多いです。画質はやや粗くなりますが、ニュースやバラエティを「ながら視聴」する分には十分です。スポーツ観戦など画質にこだわる場面では自宅Wi-Fi環境での視聴をおすすめします。

データ通信量が多めのプランを契約している方や、外出先でもWi-Fiが使える環境が多い方であれば、より快適に楽しめます。

外出先視聴の注意点

正直にお伝えしておくと、電波環境が悪い場所(地下・トンネル・山間部など)ではストリーミングが途切れることがあります。また、公衆Wi-Fiでは接続の安定性にばらつきがあり、映像が止まることも。

自宅のルーターに本体を置いてきているため、「自宅の本体→インターネット→手元のスマホ」という経路でデータが流れる仕組みです。自宅のアップロード速度が遅い場合も画質や安定性に影響します。自宅の回線速度が遅い場合は、事前に確認しておくことをおすすめします。


お風呂テレビとしての使い心地

防水スマホと組み合わせれば最高のお風呂タイム

購入前には想定していなかった使い方なのですが、お風呂でのテレビ視聴がいつの間にか習慣になっていました。

私のスマホはIPX8等級の防水に対応しているため、浴槽のふちに置いて入浴しながら視聴できます。お気に入りのドラマを見ながら湯船に浸かる時間は、一日の疲れを忘れさせてくれるリラックスタイムになっています。

従来の「お風呂テレビ」は、バスルームに専用の防水テレビを設置する必要があり、設置コストも高く場所も取ります。XIT-AIR120CWであれば、すでに持っている防水スマホをそのまま使うだけで同じことが実現できます。

実際に使う際のポイント

浴室で使う際にいくつか気づいたことをまとめます。

スタンドを用意する: スマホを置く場所がないと視聴が不安定になります。100円ショップで買えるスマホスタンドをバスルームの棚に置いておくと快適さが大幅にアップします。

Wi-Fi電波の確認: 浴室は壁の素材によってWi-Fi電波が届きにくい場合があります。私の自宅では問題ありませんでしたが、浴室がルーターから離れている場合は中継器の設置を検討してもよいかもしれません。

視聴時間の管理: 快適すぎて長風呂になりがちなので注意が必要です(笑)。のぼせに気をつけながら楽しんでください。

スマホの防水等級の確認: IPX5以上であれば水しぶき程度は問題ありませんが、浴槽に沈めるような使い方をするならIPX8以上が安心です。お使いのスマホの防水等級を事前に確認しておきましょう。

テレビなしの部屋でも「テレビがある生活」が実現できる

お風呂テレビとしての活用と並んで、「テレビを置いていない部屋でのテレビ視聴」も大きなメリットです。私の自宅はリビングにしかテレビがありませんが、XIT-AIR120CWのおかげで寝室でもスマホで好きな番組を見られます。

テレビの購入・設置コストを抑えながら「テレビがある生活」を手に入れられた点は、節約志向の方にとっても魅力的なポイントだと思います。


アプリの使いやすさ — 購入前の懸念と実際

購入前に見た「アプリが使いにくい」という口コミ

XIT-AIR120CWを購入する前、私はAmazonのレビューや個人ブログを読み漁りました。そこで多く目にしたのが、「Xit wireless アプリの反応が遅い」「UIが使いにくい」という声です。

「せっかく買っても、アプリがストレスだと本末転倒では?」という不安を感じながらも、他に良い選択肢が見当たらなかったため購入に踏み切りました。

実際に使ってみての評価

結論から言うと、「思っていたよりは全然マシ。許容できるレベルだった」というのが正直な感想です。

ただし、「使いやすい」とは言いません。客観的に評価すると、アプリの完成度は「普通」か「やや低い」程度だと感じています。

気になった点を正直に列挙します:

  • チャンネルの切り替えに3〜5秒程度かかることがある
  • アプリが稀にフリーズすることがある(月に1〜2回程度)
  • チャンネルリストの表示や番組表のUIがやや古い印象
  • スリープ復帰時に再接続が必要なことがある

一方で、日常使いに問題がなかった点:

  • 基本的な起動・チャンネル変更・音量調整は問題なく動作する
  • アプリのクラッシュで視聴が完全に妨げられたことはない

「許容できる」と感じた理由

アプリの出来が完璧ではないにもかかわらず、1年間使い続けられた理由は、「そもそも操作頻度が高くないから」です。

テレビを見るときの操作は「アプリを起動して、チャンネルを選ぶ」だけです。一度見たいチャンネルに合わせてしまえば、あとはほぼ触らない。チャンネルザッピングを頻繁にする方や、番組表を細かく操作したい方にはストレスが溜まるかもしれませんが、「特定の番組を目的的に見る」スタイルの私には十分でした。

「アプリが少し遅い」という事前の口コミは事実でしたが、「使えないレベル」ではありません。購入を迷っている方は、「操作性に多少目をつぶれるか?」を自問してみてください。それさえクリアできれば、機能面での満足度は高いと思います。


その他気づいた点

録画機能について

XIT-AIR120CWはクラウド録画に対応していますが、利用するには別途クラウドストレージの契約が必要です。私は録画よりもライブ視聴がメインのため、クラウド録画は活用していません。

録画機能を目当てに購入を検討している方は、追加コストが発生することを念頭に置いておきましょう。また、クラウド録画の場合は録画データをネット経由でやり取りするため、回線速度の影響を受ける点にも注意が必要です。

画質について

自宅のWi-Fi環境下での視聴では、画質は十分満足できるレベルです。地上波・BSともに、普通のテレビと遜色なく楽しめます。

4K対応ではありませんが、スマホやタブレットの画面サイズであれば高精細で視聴できます。PC接続の場合は大画面になる分、やや荒さを感じることもあります。

電波環境への依存

この製品の最大の弱点は電波環境への依存度が高いことです。

  • 受信側:自宅のWi-Fi品質に左右される
  • 送信側:テレビアンテナの受信状況に左右される

集合住宅で BS アンテナが共用の場合、BSが視聴できないことがあります。また、自宅の Wi-Fi ルーターが古い機種や低性能な場合は、映像が途切れやすくなります。購入前にご自宅の環境を確認されることをおすすめします。


こんな人におすすめ・向かない人

XIT-AIR120CW が向いている人

  • スマホで「今放送中」のテレビをリアルタイムに見たい人(録画済み動画の視聴ではなく、ライブ感を楽しみたい方)
  • 外出先や移動中にテレビを楽しみたい人(通勤・出張・旅行先でも地上波・BSが見たい方)
  • 防水スマホを持っていて、お風呂でテレビを楽しみたい人
  • 寝室や書斎にテレビを置かずに「スマホテレビ」を実現したい人
  • 家族でテレビの争奪戦が起きていて、各自のデバイスで別の番組を見たい人
  • BSやCS放送もスマホで視聴したい人(ダブルチューナー対応)

向かない人

  • アンテナ環境が整っていない人(自宅にアンテナケーブルが引き込まれていることが前提)
  • マンションでBSアンテナが未設置の場合(地上波のみになる可能性あり)
  • アプリの完成度に妥協できない人(UI・操作感を重視する方にはストレスを感じることも)
  • 安定した外出先視聴を期待している人(通信環境によって品質が大きく変わる)
  • クラウド録画を主目的にしている人(追加コストが発生する)

まとめ・総合評価

XIT-AIR120CWを1年間使い続けて感じた総合評価をまとめます。

評価まとめ

評価項目評価コメント
外出先視聴★★★★☆4G/5G環境で十分実用的。通信量と電波環境に注意
お風呂テレビ★★★★★防水スマホとの組み合わせで最高の体験
アプリの使いやすさ★★★☆☆許容範囲内だが、操作性が高いとは言えない
画質★★★★☆Wi-Fi環境下では十分満足できる
録画機能★★★☆☆クラウド録画は別途契約が必要
コストパフォーマンス★★★★☆約16,500〜18,800円で複数デバイス対応は価値あり
総合評価★★★★☆「スマホでテレビを見たい」という需要に正面から応える製品

購入して後悔しましたか?

していません!!

「スマホでテレビを見たい」というシンプルな需要に対して、XIT-AIR120CWはしっかり応えてくれる製品です。アプリの完成度は完璧ではありませんが、それを補って余りある「どこでもテレビ」という体験の価値は大きいです。

特に私のように「外出先でも地上波・BSをリアルタイムで見たい」「防水スマホでお風呂テレビを実現したい」という具体的な目的がある方には、自信を持っておすすめできます。

一方で、「とりあえずテレビが見られればなんでもいい」という漠然とした目的だけで購入すると、アプリの使い勝手や電波環境への依存に不満を感じることもあるかもしれません。自分の使い方と照らし合わせて、納得した上で購入を検討してみてください。

購入を迷っている方は、関連記事も参考にどうぞ。

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